羽アリとは、その名の通り、
羽を生やしたアリのことです。

「アリ」という名前のついた生き物は、
クロアリとシロアリがいます。(正確にはシロアリは名前はアリですが、蟻ではありません。詳しく後ほど)

シロアリやクロアリは、社会性の発達した生き物で、大家族でそれぞれ役割があって生きています。
ところが、一年のある時期になると、一部の家族が新しい場所で繁殖を行うため羽を生やして飛び立つ現象があります。

いわゆる「巣別れ」です。

飛び立った羽アリは、新しい場所で繁殖を始め、やがて数万匹以上の大家族を作ります。

シロアリは、木材を食料としているため、家に営巣します。
クロアリは、糖類が豊富な食物を餌としますが、
建物の壁の亀裂等や隙間から家の中に営巣することがあります。

突然、家の中から羽アリが大量発生する場合は、
シロアリかクロアリが営巣している可能性が考えられます。

羽アリは人体に害はあるの?

大量の羽アリが室内に発生している場合は、心理的負担が生じます。
羽アリは基本的に人間に噛みつくことはありませんが、
クロアリの働きアリは、人間に噛みつくことがあります。

羽アリとシロアリ・クロアリの関係は?

羽アリは、シロアリやクロアリの一部が巣別れの時期に羽を生やした生き物です。
したがって、羽アリは、羽アリという名前の昆虫ではなく、シロアリまたはクロアリなのです。

羽アリを殺虫スプレーで駆除してもまた発生するのは何故?

羽アリは、発生原因を除かない限りは、
殺虫スプレーを撒いても発生を繰り返してしまいます。

シロアリもクロアリも大家族で生活しています。
例えば、イエシロアリという種類であれば、数十万匹以上の規模の大家族でそれぞれの子のシロアリが役割をもって生きているのです。
つまり、羽アリが発生している場所に殺虫剤を撒いたところで、
家の中にシロアリまたはクロアリが営巣している原因は取り除けないため、発生を繰り返してしまうのです。

羽アリを駆除するにはどうすればいい?

羽アリがシロアリかクロアリかによって、駆除の方法が全く違います。
したがって、まずは羽アリの種類を特定する必要があります。
大量発生の場合は、家の中にシロアリまたはクロアリが営巣している可能性が高いので、
専門業者に相談することが間違いありません。